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「ゲルマニウムって何?」で、1967年、浅井一彦博士が中心に、世界で始めて人工的な有機ゲルマニウムで合成に成功したとのべていましたが、始めてゲルマニウムを発見したのは、ドイツの化学者「ウィンクラー」でした。 1885年に銀の鉱石で「アルジロダイト」と言う、新しい鉱物が発見されました、化学分析の結果、銀が73%〜75%、硫黄が17%〜18%で、成分の合計がどうしても100%になりませんでした。
ウィンクラーは、これは何か揮発して無くなってしまうような未発見の元素があるはずだと考え、この鉱物を熱して空気中に揮発してくる物質を集め、新元素ゲルマニウムを発見しました。そして「自由」の名にちなんで「ゲルマニウム」と命名しました。
ゲルマニウムの純品は青みがかった灰色の硬い金属ですが、鉱物には不安定な揮発性の化合物である塩化ゲルマニウムの型で含まれていたのです。
発見以来、ゲルマニウムは工業用物質の一つとして注目されてきました。
とくに、エレクトロニクスの発展とともに、半導体のゲルマニウムは大いに利用され、トランジスターやダイオードなどの増幅器や整流品として使われ、時代の花形となりました。
しかし、現在では、シリコンを使ったIC半導体にその地位をおわれています。
こうした工業用がメインのゲルマニウムですが、医学的にも注目されるようになってきています。最初にゲルマニウムが知られたのは1922年のことで、アメリカの学者が「酸化ゲルマニウム」を貧血症候群の治療に用いたと報告したことでした。
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